サイパン島へ観光Topへ

 >  観光情報
 >  「東京ホテル戦争」を制するホテルブランドはどこか?

「東京ホテル戦争」を制するホテルブランドはどこか?

「東京ホテル戦争」を制するホテルブランドはどこか?

森 拓之

「東京ホテル戦争」を制するホテルブランドはどこか?

定価: ¥ 1,575

販売価格:

人気ランキング: 123230位

おすすめ度:

発売日: 2004-09-22

発売元: インデックス・コミュニケーションズ

発送可能時期:



ただの海外ホテルブランドの紹介
3分の2は、海外ホテルブランドをひたすら紹介しただけ。Wikipediaで事足りる。



残り3分の1は、世界のホテル動向と、帝国ホテルなど国内ホテル批判。

世界のホテル動向は、悪くない。トヨタ自動車が顧客ごとに販売ブランドを分ける「レクサス」「トヨタ」みたく、外資は顧客のクラスや趣味ごとに「ブランド」を使い分ける。モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ(LVMH)でたとえるのは、正しい。「誰でも買える」ことでブランド力の低下を招くことがないように、LVHMは事業規模の拡大あたり、販売量を増やさないでブランド数を増やす。外資が客層を絞り、しっかりとしたブランド戦略をとる一方で、帝国ホテルなどが「誰でも入れる」ホテルになることで、ブランド力を低下させているのは確か。



だが、国内ホテルの批判は批判になっていない。まず、平均客単価や稼働率といった数字さえ出てこない。ただの感情論で、20代の日経記者より低いレベル。

次に、市場の特性が考慮されていない。日本では、団体旅行・法人需要・婚礼需要の比率が高い。個人の宿泊者の視点だけで、「団体需要=ブランド低下」とは言い切れない。団体需要の市場規模・収益性からも、判断されるべき。

最後に、土地開発の点が欠ける。帝国などはホテルブランドを使い、ショッピング街やレストラン街などを開発してきた。三井不動産や三菱地所などの大手ディベロッパーが「海外の最高級ブランドホテル」を手にして同様な手法で競争を挑んできた、といった視点が欠いている。



ホテルジャンキーズ主催の著者は、宿泊者視点のホテル批評が得意。紹介本はわかりやすく、私もよく利用している。

だが、「東京ホテル戦争」といったテーマは、明らかに力量不足。

内容はさほどでも
外資に関しては、ネットや株主向けのANNUAL REPORTなどで

入手した情報か?と思えるものが多く、かつて業務の一環として

経験のある私にとっては新鮮味がありませんでした。

筆者のプロフィールは書かれていませんが

この程度の内容で本を出し、印税ももらえるのですから

いいですよね





が、老舗Tホテルの批判はズバリですね

これも知っている方は知っているんでしょうけど、ここまで

ストレートに書かれたものは私にとっては始めてです

この意見はまさに賛成!!

すばらしいサービスマンの方もいるとは思いますが、

最近の応対ひどいですからね

これを読めば世界と日本のホテルがわかる!
世界のホテルブランドのバックグランドをこれほど詳細に記述した本は今までなかった。学術的でもなく、ジャーナリスティックでもなく、著者いわく素人、すなわち消費者、利用者の視点でホテルにもとめられる価値、魅力をあますことなく語っている。
海外ブランドの侵攻に対して、劣勢な日系老舗の弱点がよくわかる。ホテルに働く方、ホテを目指す若者には是非ともお奨めしたい。
おしむらくは、タイトルが、内容に比してセンセーショナルに過ぎることか。この本の本質を読み取るには、読み手の理解力、センスが要求される故に、それ以外の読者には評価されにくいかもしれない。

ブックマークに追加する

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://uranutes.net/mt/mt-tb.cgi/44325

サイパン島へ観光Top >  観光情報 >  「東京ホテル戦争」を制するホテルブランドはどこか?



Google


▼ カテゴリー

▼ 関連サイト

▼ RSS

人気ブログランキングへ

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

track feed

My Yahoo!に追加

Add to Google

  • seo
Supported by 楽天ウェブサービス